つくばフォーラム2017Preview【原田産業】
期間限定無料公開 有料EXFO製光測定器(メタルケーブル用障害位置測定器、OTDR、10G&100G用 SONET/SDHテスタ)、LANケーブルテスタ『ワイヤーエキスパート』等を展示する。
メタルケーブル障害位置測定器や小型OTDR、データセンタ向けテスタ
メタルケーブル障害位置測定器の新機種
EXFO社の新製品「MAX-610」は、メタルケーブル障害位置測定器 「FTB-610」の後継機種。従来機と比べて小型化と防滴機能が追加されており、より現場で扱いやすい製品に仕上がっている。古いケーブルで良線が無い状況でも、絶縁不良障害位置測定が可能なK-Test機能が標準装備された事により、測定機能の利便性も向上している。原田産業は「ハンドヘルドタイプになったので、バケット車の上でも容易に作業できる」と話している。
小型OTDR「MAX-700」シリーズ
FTTH回線の故障診断測定が簡単にできる「MAX-715B」(EXFO社)は。パルス幅を自動で変えながら測定して、その測定結果をOTDRが自動で集計、アイコンで表示するiOLM機能を使用する事により、スプリッタのあるFTTH回線でも故障診断が簡単に行える。また、コネクタ接続点の検知も確実に行えるので、局内の接続点の多いファイバ測定にも最適だ。また、従来の波形で見た場合もスプリッタの先もクリアに表示されるのも特長だ(写真参照)。筐体はタブレット様式のデザインで、屋外用に強化された7インチのタッチスクリーンが備わっている。12時間のバッテリ駆動。レンタル業者でも扱いを始めているという。
「MAX-700」シリーズにはMM用のOTDRも新たに加わっている。
小型軽量な100Gフィールドテスタ
10Mから100Gまで対応するモジュール「FTB-890」(EXFO社)は、小型軽量なフィールドテスタ「FTB-1v2」プラットフォーム用の製品。SONET/SDH、OTN、イーサネット、Fibre Channel、CPRI 等のマルチサービスに対応している。最新のインターフェースであるCFP4、QSFP+、QSFP28もサポート。
リモート側にも液晶画面を備えたLANケーブルテスタ
Softing社のLANケーブルテスタ「ワイヤーエキスパートWX-4500」は、LANケーブルの認証試験を現場で簡単に行える、タッチパネル式のLANケーブルテスタ。リモート側にも液晶画面が備わっており、場所の離れた作業者同士で情報を共有できるので、作業効率が良いと注目されている製品だ。
テストアダプタを替えるだけでメタル、光の両方に1台で対応できる。MPO(1~12心)の測定ができるピン(オス型)付きテストアダプタにより、一方を光源、もう一方をパワーメータとして使い、12心の結線状況やロス状況を見ることもできる。試験時間は5秒と短い。LCコネクタに分割して一心ずつ測定するよりも作業時間が1/4に短縮出来る。原田産業は「新ソフトウェアバージョンよりクロスケーブルにも対応可能となった」と話している。
MPO端面検査を効率化
MPOの光端面検査が格段に簡単になった「FIP-435B」(EXFO社)も紹介される。
12心・24心MPOの端面を3分割してキャプチャする方式となっており、トリガーを2回引くだけで全体を検査できる。原田産業は「実現場での作業が12心で10倍以上早くなる」と話している。
特集目次
小林所長インタビュー
展示会概要
展示会場の見どころ
「テーパーダイア鉄蓋」を開発【NTT】
出展社ピックアップ
アンリツ
Viaviソリューションズ(旧JDSU)
NEC
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)
FXC
協和エクシオ
三和電気工業
住友電気工業
日本コムシス
原田産業
フジクラ
丸文
三喜
三菱電機
横河計測(旧社名:横河メータ&インスツルメンツ)